【令和2年10月1日よりロタウイルスワクチンの無償化が開始されます】令和2年8月1日以降にお生まれになられた児を対象にロタウイルスワクチン接種の定期接種が開始され窓口負担無しで受けられるようになります。

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令和2年10月1日からロタウイルス感染症の予防接種が定期接種になります

生後14週6日までのお子さんのご家族の方へ
重症胃腸炎の予防のためロタウイルスワクチンを接種しましょう!

ロタウイルスワクチンの特徴について

 ワクチン接種で重症胃腸炎を減らすことができます

 ワクチンを接種することにより、ロタウイルス胃腸炎による入院患者を約70~90%減らすことができたと報告されています

2種類のワクチンがあります

 ワクチンは2種類あり、同様の効果があります。2回接種を受けるものと3回接種を受けるものがあります。同じワクチンで、決められた回数の接種をしましょう。
ロタテック  =「5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン」 (5価),3回接種
ロタリックス =「経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン」 (1価),2回接種

生後14週6日までに初回の接種を受けましょう

 初回の接種を生後2月から生後14週6日までに行います(生後6週から接種できます)。初回の接種を生後15週以降に受けることはおすすめしていません。2回目以降の接種は27日以上の間隔をあけて行います。

接種後1~2週間は「腸重積症」に注意しましょう!

 腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気です。腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要です。ワクチン接種から1~2週間くらいまでの間には、腸重積症のリスクが通常より高まると報告されています。
腸重積症の症状としては、
□「突然はげしく泣く」
□「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」
□「嘔吐する」
□「血便がでる」
□「ぐったりして顔色が悪い」
などがあります。
接種後にこれらの症状が一つでも見られた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。腸重積症はロタウイルスワクチンの接種にかかわらず、乳幼児がり患することのある疾患で、まれな病気ではありません。

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