心臓病や不整脈診療の精度の向上のためイベント心電図の導入を行いました。
心臓病の有無を評価するにあたり一番感度の高い検査は心電図検査であり、不整脈診療は不整脈の検出と正しい評価から始まる事から、心臓病診察においては有症状時の心電図を検出する事が重要となります。
心臓は一日10万回拍動していますが、一般的な心電図検査は長くても数十拍での評価になるため受診時に症状が改善している方では診療につなげていく事が出来ません。
毎日1回以上生じる動悸や胸痛に関してはホルター心電図(24時間心電図)にて評価が可能ですがそれ以下の頻度では検出出来ない場合が出て参ります。
今回、発作時の心電図変化の検出率の向上のためイベント心電図を導入を行う事と致しました。
これにより3日間の症状に対しての評価が可能となり心電図変化の検出の向上が図れるようになります。
胸部症状でお困りの方は一度ご相談下さい。
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インフルエンザの流行ばかりが取り立たされていますが流行り風邪がその4-5倍はいてそれが最も経過が悪い事は全く表面化していないため軽視されて病状が極めて悪化してしまっている方を診ない日がありません。各種検査が陽性で診察内容がそこまでで終わりではなく検査結果によらず必ず流行り風邪を有していないか全員が有していると思ってもいいくらいに考えて悪化を防止して下さい。インフルエンザやコロナが経過が悪いのではなくましてや喘息などでは全くありません。あまり注目されていない流行り風邪が最も経過が良くありません。咳症状には殊の外注意して下さい。
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咳に対する注意に乏しく悪化してから受診され既に手に負えなくなってしまっている方が日々何名か受診されています。何かが流行ると世の中がそちらに向いてしまって軽視されては悪化例が増えてきたのがこの咳でインフルエンザの流行で再び軽視されて悪化例が増えています。インフルエンザや新型コロナを心配されるのは大変よくわかりますが自然経過でも治り良い薬もある病気に気を取られて実は1番危険な咳が軽視されてはその度に気の毒な方を拝見する事がまた起きている事には大変な懸念を抱いています。各種検査結果がどうこうではなく今の悪化の要件は咳症状があるかないかです。如何なる検査結果でも咳症状がある方は最大限に注意して悪化する前に早めに正しく治療を受けて下さい。
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インフルエンザの流行に伴いインフルエンザワクチン接種は時間が許す限り予約なしでもお受けするようにしております。今からでも今シーズン2回の接種は十分可能です。例年通りワクチンの流通が止まるか最後の1人の希望者がいなくなるまで接種は続けて参ります。なお、各種感染症への対応に追われている状況で時間の分散が必要のため、時期的に予約は取りやすくなっておりますので、操作が可能な方では引き続きネットから予約をお願いしたいとは思います。
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【新型コロナウイルスへの精密検査の休止のお知らせ】感染症のトリプルデミックが予想以上に強烈のため1人でも多くの方に対応していくためには少しでも時間を削る必要があり、もはや必要性に乏しい新型コロナウイルスに対するPCR類の精密検査は年内で休止とさせて頂きます。また複数回数の検査は原則的に保険診療が認められておらず評価不能なタイミングは必要なタイミングでの検査を不能にしてしまう可能性も出て参りますので検査をご希望される方は全身状況が悪くない方は発熱されても慌てず受診されて下さい。
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【本日は相当の待ち時間が必要と思います】インフルエンザの流行に伴い本日の発熱外来は予約外の方は2時間近い待ち時間を予想しております。一般診察の方も待ち時間はかなり長くなると思います。あまりに多数となりました際には本日はかかりつけの方のみの受付とさせて頂きますのでご了承下さい。大変状態の良くない方の基幹病院への診察のお願いの連絡時間の確保も困難と予想しており全ての診察が終了するまでお待ち頂く事となりますので状態が良くない方は直接基幹病院へご連絡された方がよいかと思います。今年はあらゆる感染症が数も質も大変よくない状況でやってきています。予想不可能な経過をたどられている方も少なくありませんのでとにかく予防に努めて下さい。
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インフルエンザの流行に伴い多くの医療機関が休診の土曜日午後から日曜日は大変な混雑が予想されます。相当の待ち時間が予想されますので症状が軽度でお薬をお持ちの方は平日にご相談下さい。咳の酷い方で高熱の方では肺炎が懸念されますが食事摂取が可能な状況であれば点滴で対応は可能ではありますが食事摂取が困難な状況では基幹病院に治療をお願いしなければなりませんがご連絡の時間が確保できていないのが現状で診察終了までお待ち頂いてご連絡をさせて頂いております。辛い中ただお待ち頂く必要がありますので病状が極めて良くない方では直接基幹病院にご相談下さい。
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おそらく今週はインフルエンザは警報数を超えると思います。報告にありますように今年のインフルエンザは高熱のため状態がよくない方が確かに多いと思いますし皆さん大変辛そうですので感染対策を徹底された方がよいかと思います。マスクは少なくとも20%の感染予防効果は報告されていますし30分毎の水分摂取は咽頭のウイルスを減らし感染対策としては大変有用だと思います。なお咳の症状はインフルエンザや新型コロナウイルスとは別の疾患でこれらの治療だけでは不十分です。
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【子宮頸がんワクチン】2回目の接種を12月中に終えて頂ければまだ3回目の接種も定期として接種が可能ですのでお急ぎ下さい。また期間延長も検討されているようでもありますのでまだ接種されていない方で接種をお考えの方も改めて接種をご検討下さい。
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【インフルエンザワクチン接種】少なくとも1月31日までは続けて参ります。2回の接種が必要な方も今からでも十分接種を完了する事は可能です。
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【年末年始の休診】12/30〜1/3は休診となります。午前の緊急対応に関しましてはその際の感染の流行状況により検討いたします。なお医師1人での全対応となりますので新規の受付登録ができませんのでカルテ履歴から受付登録が可能な最近の受診歴のある方のみの対応となります。