【呼吸機能検査】 内科
【呼吸機能検査】
呼吸機能のほか、肺年齢がわかります。
喫煙と関連の大きい病気に慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺線維症というものがあります。
共に喫煙に伴う刺激で肺の組織に変化を生じてしまったもので、慢性閉塞性肺疾患では吸った空気が十分吐き出せず肺は過膨張となります。
肺線維症は肺の組織が線維組織で置換され固くなって広がりが悪くなってしまうものです。
共に軽度なもので症状は出ず、ある程度進行してから息切れや息苦しさなどの呼吸器症状を呈してきます。
かなり進行してしまったものでは自宅で酸素を吸って頂く治療を受けて頂く必要も出てきてしまい(在宅酸素療法)、そこに至ってしまう前に早期での治療介入(禁煙)が大切ですので、病態把握と動機づけには有用な検査となります。
また長期間続く咳を有する方でこの検査で気管支喘息が原因であったと分かることがあります。