循環器疾患

成人心臓外科、小児心臓外科、循環器内科のあらゆる循環器疾患に関わってきた経験より、循環器疾患（心臓、血管）においても仕切りのない医療のご提供が当院の最大の特徴かとと思います。どこに行って相談したらよいかわからない方はまずはご相談下さい動脈硬化性疾患（高血圧症、高コレステロール血症、糖尿病、高尿酸血症）動脈硬化に関連した疾患はその影響因子の予防や防止が最も重要になります。高血圧に関してましては自宅での早朝血圧測定に基づいたガイドラインに準拠した管理によるご指導
を行っており、コレステロール値異常に関しましては病状ごとに設けられた管理基準を目標に個々人にあった治療を行っており、糖病尿に関しましては年齢により設定された管理基準のほか個々人の臓器機能に応じた治療のご提供を行っております。また尿酸値の動脈硬化への関与も問題視されておりこちらに関しても積極的に治療を行っていくよう努めております。最大の動脈硬化リスクはやはり喫煙習慣かと思いますので当院では禁煙外来も行なっており総合的に血管を保護していく事に努めております。

不整脈

不整脈とは心臓の収縮のリズムが乱れて脈拍が早くなったり遅くなったりする状態です。
不整脈には治療を要さない軽微なものからカテーテル治療や外科治療を要する高度なものまでさまざまです。
不整脈治療の第一歩は不整脈の検出とその正しい診断にありますので、当院では通常の心電図検査のほか24時間心電図検査を行い不整脈の検出および診断を行っております。
また当院ではイベント心電図機器を導入し不整脈の検出を高める努力を行っております。
イベント心電図機器は不整脈が出現した場合にその不整脈のみが記録されるもので正常心拍は記録としては残りませんが、72時間分の不整脈が検出可能なため不整脈が検出できる確率を高めることができ不整脈の出現頻度が少ない方で有用です。
24時間心電図とイベント心電図と組み合わせることで不整脈の検出頻度を向上させることができます。

心臓病治療後

心臓外科医としての手術を行ってきた経験や循環器内科医としてカテーテル治療を行って
きた経験を活かし全治療後の経過観察もお受け致しております。